お花見2023🌸

4/5(水)は稽古を早く切り上げ、小瀬スポーツ公園でお花見をしました。
子ども達は夜の葉桜を鑑賞しながらお菓子を食べたり、お話したり、楽しい時間を過ごしていました✨️
いろんな事を気にせず、元の生活に戻っていっている事に感謝です。


令和4年度卒団式

3月27日、多くのご父兄やOBの先生、先輩方にお集まりいただき、令和4年度の卒団式を行いました。今年度は9名の子供達が山城剣友会を巣立ちます。
 
卒団生は式の中でこれまでの思い出を振り返り、仲間や両親への感謝の気持ちなどを手紙にして一人一人読み上げてくれました。今までなかなか口にできなかったことを素直に言葉にして、思わず涙が溢れてしまった場面もありました。
 
岡先生も卒団生やその父兄への感謝の気持ちを述べられ、卒団生にはこれからも「努力と研究」を積み重ねていくよう花向けの言葉を贈っておられました。
 
 9人の卒団生はバラバラになり、それぞれの進路に進んでいきます。剣道を続ける子もいればそうでない子もいます。でも山城剣友会の卒団生であることはずっと変わらない事。これからも仲間との繋がりは切れることはありません。この日集まったOBの先輩方もそう。いつでも力になってくれます。剣道を通じて学んだこと、悩んだこと、考えた事、苦しさを乗り越えた経験、仲間達、先生方。すべては君たちの「財産」なのです。
 
 卒団おめでとうございます。胸を張って新しいスタートラインに立ってください。そして君たちの未来が明るく、光り輝いていきますように。


二段合格しました!

新中3の佐野君が見事二段に合格しました。おめでとうございます!
今年度からは山城剣友会のリーダーとしてみんなをしっかりまとめていってください。
ガンバレ!佐野心道!


新たな仲間が加わりました!

今年5歳と小4の女の子が姉妹で入会してくれました😊
山城剣友会では、ありがたい事に小学校低学年の会員さんが20人以上もおり、みんな仲良く、楽しく、一生懸命稽古に励んでいます。
入会から1年、2年と経つにつれて見違えるほどみんな立派な剣士の顔になっていきます。
ガンバレ!山城剣友会!


【最初で最後の】

 3月25日、26日に茨城県水戸市で開催された「文部科学大臣杯第64回全国選抜少年剣道錬成大会」に出場してきました。この大会は長い歴史がありますが、コロナ禍のためここ三年は中止となっていたため、実に四年ぶりの開催です。北は北海道、南は九州までの341チームの小学生が会場のアダストリアみとアリーナに大集結です。
 
 山城からは5人の小学6年生が出場。1回戦は茨城県のチームを破り見事勝利。先鋒がきっちり役割を果たし、勢いに乗せてくれたのでチームが一瞬で活気付いたように見えました。先鋒の良い試合展開が如何に後の選手たちを引っ張っていくかを改めて実感しました。カンちゃん、いいスタートをありがとう!
 
 2回戦では兵庫県の強豪チームと対戦。相手選手は多彩な技と機敏な足を使ってこちらを揺さぶってきます。そのせいかみんなはすっかり相手のペースにはまってしまい、思うような剣道をさせてもらえないまま見事な完敗っぷりでした。勉強させていただきました。それでも全国体会と銘打っている大会で一勝できたことは嬉しかったし、いい経験になったことは確かです。
 
 コロナの蔓延のため県外遠征は殆どなくなり、ましてや全国大会に出場する機会もこれまでなかったので、小学6年生の選手達にとっては、この大会が小学校生活において最初で最後の全国大会となったのでした。

 長い時間バスに揺られ、宿に着いて一緒に食事をし、お風呂に入り、同じ部屋で布団を並べて眠る。翌朝、同じ時間に目を覚まし、一台のバスに乗って会場に向かい試合に臨む。こんなふうに同じ時間を共有し同じ目標に向かった経験はその瞬間だけではなく、この先子供達の絆をより強固にしていくことでしょう。

 低学年の時に剣道を始めた5人の子供たちは誰一人欠けることなくもうすぐ中学校に入学します。小ちゃくて可愛かったみんなが試合会場に向かう後ろ姿を見てたら、なんだか随分と逞しくなったなぁと感じました。コロナのせいで不自由や制限を強いられることが多かったけど、子供たちの心身の成長はコロナなんかに負けてはいないのです。
 
 今回は有観客で開催されたため、最小限ではありましたが父兄の入場が許されたので子供たちの試合を生で応援できました。久しぶりということもあって、私も大興奮。聞こえるわけはないけど2階の観客席から「頑張れ~!!」と言いながらカメラを構えました。でもあとで見てみると記録されていたのは、天井か、もしくは面のてっぺん辺りが見え隠れする動画、それと私の叫び声だけでした・・・。ちょっと力みすぎてカメラはずっと上を向いていたようです(笑)

 それでもこうして子供たちと一緒に県外に出かけ、応援する楽しみをもらえたので試合は負けてしまったけど、小学校の最後をいい気持ちで締めくくることができたような気がします。
 さぁ、いよいよ中学生だぞ。もっともっと頑張って、もっともっと勝つ喜びを仲間と分かち合っていこう!!


初稽古でTVデビュー

 新年あけましておめでとうございます。
今年は1月4日の初稽古の模様がUTYテレビ山梨の「スゴろく」の番組内で生中継されるという賑やかな幕開けとなりました。
 
 リポーターはUTYの前村里菜さん。当日、前村さんは寒い中、子供達と同じように素足になり防具をつけてリポートしてくださいました。
 前村さんにインタビューされた年中の保坂健生くんはスタジオからのリクエストで、リハーサルの時点ではやる予定のなかった切り返しを本番で披露しました。インタビューでは将来の夢を聞かれ「機動隊になりたいです。」と話していました。立派ですね。健生くん、まだ5歳ですよ!

 6年生の矢ケ﨑柑愛さんは剣道の楽しいところを聞かれ「仲間と一致団結し楽しく稽古できるところです。」と、凛々しい表情で答えていました。さすが6年生です。カッコよかったよ。

 中学3年の野村将聖くんと土橋颯也くんも堂々とインタビューに答え、あまりにしっかりしていたのでスタジオから「ホントに中学生?社会人のしゃべりだよね。」と司会のケンキさんがコメントするほど。その後に一本勝負の試合を披露し、野村くんが鮮やかな引き面を決めました(ふたりの間の打ち合わせとはちょっと違っていたらしいのですが笑)。

 番組中、中継が何度か入る形でしたが稽古の様子や、大勢参加してくれたOBや父兄もまんべんなく撮影してくださったので、みんな一度は画面に映ったんじゃないかなぁ、と思えるほどでした。さすがプロのカメラマンは違います。みんなまとめてTVデビュー!最後は全員集合してカメラに向かって笑顔で手を振り、無事に中継が終了しました。
 
 しかしこうして取材を受けてみると視聴者として番組を見ているだけでは気づかないことがたくさんありました。

 撮影の1週間ほど前には前村さんがお一人でお越しになり、稽古を見学しながら寿憲先生や会長さんと熱心に打ち合わせをしていました。そのあともさらに細かくLINEでのやりとりがあったそうです。当日もクルーの皆さんは早くから会場入りし、リハーサルを行い、番組が始まると進行を見ながら細かい指示や合図を出してくださり、撮影は滞りなく進んでいきました。
 
 そうか、TV番組ってこんな風にして成り立っているのかと感心してしまいました。なぜなら本番の放送時間よりもずっと長い時間をかけた入念な準備があるんだということがよく分かったからです。

 準備ってすごく大事だと思っています。事前に事の仕組みや流れを十分に理解しておくと様々な場面を想定することができるので、どの方向にでも向かうことができます。そのことで可能性が広がるし、準備万端であれば予想外の事が起きても柔軟に対応できる気がします。
 何かを成功させたいと思うなら準備を怠らない事。勉強も剣道も日常生活でもそう。いろんな場面で準備を怠ればそれなりの結果しか返ってこないよね、と撮影風景を見ながら自分を顧みていました。
 華やかな表舞台だけではなく、その裏側に目を向けることもいい勉強になります。スゴろくの撮影のおかげで、今年はいいスタートが切れたような気分です。

 さて今年は卯年です。山城の子供達がうさぎのようにしなやかに、そして高く高く飛躍できる年になりますように。


文武両道

 先日、全日本剣道道場連盟が主催する第45回日本剣道少年団研修会体験・実践発表会山梨県予選の結果が発表され、小学生の部では矢ヶ﨑柑愛さんが佳作に、中学生の部では田中ちかさんが優良賞に選ばれました。
 これは剣道を通じて学んだことを作文にするもので、第42回では当時小学6年生だった野村将聖さんが全国優勝を果たしたことのある発表会です。

 「文武両道」といいますが、剣道に限らず、スポーツ全般において、考える力が秀でている子はその分野でも実力のある子が多い気がします。自分自身の課題を分析し、どうしたら改善若しくは向上できるか、その方法を考えられる力を持っているということではないでしょうか。先生や指導者が教えてくれることをスッと理解する力も必要です。それに加えて集中力があること。これって勉強にも剣道にも共通する大切なことだと思うのです。文武両道にも近道はありません。日々「努力と研究」です。岡先生がみんなに教えたいことはそういうことなのかもしれません。

 何はともあれ田中ちかさん、矢ヶ﨑柑愛さん、受賞おめでとうございました!


【お披露目会】

新型コロナウィルスの蔓延により当剣友会主催の関東少年剣道大会はここ三年、中止を余儀なくされています。本来であれば新入会員さんはこの大会の中で、多くの観客や先生方が注目する本部席の真正面で基本演武を披露していました。新人さんらしい、そのなんともかわいらしく、微笑ましい姿に会場中から大きな拍手が送られるというとても素晴らしい舞台でした。
 
大会中止に伴いその機会を失う中、昨年度の副会長さんの一人が、なんとか新入会員さん達にお披露目の機会を作ってあげられないものかと起案して下さり、その思いを受け止めた今年度の会長さんが開催に漕ぎつけてくれたというわけです。
 
12月10日(土)、山城小の体育館に岡先生ご夫妻を始め多くの父兄をお招きし、ここ三年間に入会した20名を超える子供達が基本演武や立ち合いを披露しました。ご褒美にお菓子や文房具をもらい、みんなで稽古をした後、クリスマスも近いということでプレゼント交換もして楽しい時間を過ごし、成功裏に会を終了できたのでした。
 
そんな光景を見ていたら我が子がまだ小さかった時のことを思い出しました。特に大したことではないのに「ねぇ見て見て!!すごいでしょ?!」と言いながら私の注目を引き「見てるよ~、すごいね!」と言ってやると、嬉しそうに繰り返しやってみせてくれた時のことを…。
子育てをしていると、同じような経験をしたお父さんお母さんも少なくはないかもしれません。

人は自分が頑張ったことや努力したことを周りに認めてほしいと思うものです。もちろん成長に伴って幼かった時のように「見て見てすごいでしょ?!」とは言わなくなりますが、本質はずっと変わらないと私は思っています。
 
この日のお披露目会も子供たちが自分の成果を一番見てほしかったのは当然お父さん、お母さんです。なので毎日でなくていいです、こんな特別な時だけでいいです。「上手になったね。」「頑張ってるね。」と言葉をかけてあげてください。自分の頑張りを認めてくれる人がいる、そんな自覚のある子は安心感の土台ができ、自分のしていることに自信が持てるようになるので精神面が強化されていきます。そうすると例えば辛い場面に遭遇しても簡単に投げ出したり挫けたりしなくなるような気がしています。
 
ですからお父さんお母さん方には時間がある時だけでいいので子供達の稽古を見に来ていただけると嬉しいです。そうすると、子供たちもいいところを見せたくてより一層稽古に熱が入り、自然と力がついていくという効果が生まれてくるのかもしれません。

つまり心身の育成は指導者と子供の頑張りだけでは決して成し遂げられないのです。お父さんお母さんの協力があってこそです。我が子だけではなく、みんなの頑張りを認めて応援し、一緒になって剣友会を盛り上げていくことが何より子供たちの大きな力になるんじゃないかなぁ、と思いっきり書き手の主観ですがそんなふうに考えています。

基本演舞を披露した子供達を見て岡先生の目にはうっすら光るものが見えたとか。きっとこの子達の成長を我が子のことのように喜んでくださったのだと思います。
体育館の床は氷のように冷たかったけど、心はほっこり温かくなるような日でした。


本部審査会

R4.11.26(土)小瀬スポーツ公園武道館において本部審査が行われました。
当剣友会からは7級から二段まで総勢23名が受審し、22名が合格を果たしました。
おめでとうございます!
 
審査終了後の稽古で、改めて岡先生から一人一人合格証の授与が行われました。
みんな嬉しそうです。
 
審査は普段とは違う緊張の場。
コロナの影響もあって、当日父兄は会場に入ることはできません。
つい最近までお母さんのそばを離れられなかった一年生の女の子。この日が初めての受審です。私は彼女が当日になって急に嫌がったりしないかと密かにドキドキしていました。

ところがそんな心配をよそに、彼女は入口でお母さんに手を振って仲間と一緒に会場に入り、何度も練習した基本をきちんとやり遂げて笑顔で会場を出てきました。

「子供ってすごいな。ちゃんとできるんだよな。」と心配した自分を少し反省しました。

審査は日頃の稽古の成果を確認することも目的の一つですが、父兄の私達からすれば子供たちの成長を感じる良い機会にもなります。技術だけではなく、精神が共に鍛えられて初めて与えられるものなのでしょう。次の審査で、もう一回り成長した子供達の姿を見るのが今から楽しみでなりません。


代表選手

10月13日(日)小瀬スポーツ公園武道館において第45回全国スポーツ少年団競技別交流大会山梨県予選会が開催されました。

当剣友会からは、中学2年の田中ちか選手と中学3年の野村将聖選手が市の代表に選出され、野村将聖選手が見事準優勝に輝きました。おめでとうございます‼️

代表になるということは一朝一夕ではできることではありません。そこには必ず人一倍の努力があります。
今回は応援する側だった仲間のみんなも2人の後に続こうぜ。